「俺の米」佐藤欽哉です
「俺の米」を栽培している佐藤欽哉(さとうきんや)です。苗づくりから収穫、保管まで自分がすべて責任を持って行っています。
平成8年ごろから親の手伝いをしながら農業の仕事を始めました。平成15年に親が亡くなり、農家を引き継ぐことになりました。当時は兼業農家でマニュアル通りの稲作をしていました。しかし、品質は決して良いとは言えず、食味はそこそこですが経費がかかり、米価は下がる、利益は上がらない、というような状況でした。
この先、稲作農家が厳しい状況になっていくことは目に見えて分かります。そこを生き抜いていくために、会社を辞めて専業農家になりました。平成19年からです。
平成16年から「俺の米」がスタート。その前年までは親のやり方で栽培をしていましたが、この年から有機質の肥料を使いはじめ、農薬を大幅に減らしました。(農薬1回のみ)また平成22年から農薬不使用での栽培も一部で始め現在に至っています。
自分がお米の栽培や品質管理を行い、嫁がご注文の対応や発送を行っています。また、野菜作りについては母が上手いので頼んでいます。子供らは…たま~に手伝ってくれます(笑)
小さな農家で、しかも非常に手間暇の掛かる方法で作っていますので、生産量を大きく増やすことはできません。だからこそ、「俺の米」を選んでくださったお客様を大切にして、高品質で良食味、安心・安全なお米を提供し続けていきたいと思います。